August 2009
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むせかえるごみのにおいも愛おしい世捨て人たちと暮らした部屋
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藪の奥おさなきかたわ竹に埋め切り出す翁さずかりものと
内臓が陽に透けきらり炎天下透明なひとと過ごした真夏
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肉体はこどもうむためそのほかはすべて余興とおおいなるもの
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唇に湧く蛆拭い舌を入れものいわぬ君照れているだけ
ひしゃげた杖で地を突き頭(こうべ)垂れ神に演説小滝橋にて
たたかえと言い出したのは誰だった頭部盗まれお上のもとへ
啼き声をおまえは歌うまなむすめ歯と歯のあいだはさまる遺骨
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あかあかとぼろ雑巾は燃えている火の粉でおとこの片目焼くため
犬なのか人なのかさえわからないおおんと吠える義眼売りです